長男との会話が減ったママと、保育園の先生。
朝は時間に追われてバタバタと送り出し、
幼稚園から帰ってくるころには、妻はツインズを迎えに行かなければ行けない。
帰宅して夕方から夜の寝るまで時間も、6人分の夕食を作って食べさせて風呂に入れて。
ツインズが生まれてこの方、
じっくり向き合って長男の話を聞いてあげる時間はなくなってしまったと気付いた。
そんな毎日なので、木曜日の午後だけは幼稚園での体操教室があり、
ツインズを預けた妻は、ゆっくりと長男の様子を見学して、
教室が終わった後も外遊びで16時頃まで一緒に過ごすことが出来る日だったのだけど。
16時半に保育園にツインズを迎えに行くと、
保育士から、もっと早く来れませんかと、叱責めいた話があったそう。
2週間前にも別の先生から、
17時過ぎるのは働いている家庭に限ると注意があったばかりで、
妻も私も、まあ仕方ないかと極力16時台のお迎えを実行していたのだけど、
働いていないので、さらにもっと早く迎えに来いという。
保育園で働いていた経験上いろいろと思うことがあって、
実際、おやつが終わった16時以降は帰りのお集まりをすませて、あとは帰ってもらうだけ。
早番の保育士の上がり時間や大半のパート保育士の退勤時間とも重なるので、
勤務人数が一気に減って、異年齢の子を合同クラスでみたりとタイトな運営になる。
特に0、1、2歳児は大人の手がかかるので、
運営側にすると1分でも早く迎えに来てほしいのが本音なのだ。
他人からの叱責に慣れていない妻は、
やっぱり働いていないと家庭保育しろということなのねと悩むばかり。
そんなことは気にしないで預けないと、
長男も妻もつぶれてしまうよと諭すのだけど、
毎日保育園で先生と顔を合わせる妻は、
いっそのこと預けるのを辞めたほうが、とまで考える。
義父の介護や世話がなければ、ずいぶん楽だろうし、
ツインズを預けることもなかったのだろうけどね。
来年は別の保育園を探そうと妻に勧めた。