近所の父子家庭、その後。
2017年09月22日 公開
小学校2年生長男の同級生の女の子。
保育園の妹2人がいる父子家庭3人姉妹。
母親との離婚理由等は不明、近くに頼れる祖父母はいない。
父親の仕事は不規則で、時間帯がまちまちらしい。
今現在、毎朝、担任の先生からのモーニングコールで起床し、
体育の授業に参加できるよう、学校で体操服と給食エプロンを洗っているそうだ。
うちの長男も朝7時過ぎには登校するので、その登校班に遅れず早起きすることが一番つらいらしい。
宿題が出来ずに叱られる日が続いて、学校に行きたくないとまでなり始めたところで方針を変え、
放課後学童保育に担任の先生が出向いて一緒に勉強をすることを毎日しているそうだ。
20代後半の女性担任に頭が下がる。
父親は周りに迷惑をかけたくないと言って、SOSを発することを避けている。
個人面談の時に、部外秘の個人情報をここまで漏らしても良いのかとは思うが、先生自身も対応の苦悩があるのだろう。
同じ地区で同級生という立場なので知ってしまったことではあるが、まだ保護者の噂になるレベルではないのが救いだ。
妻は、子どもたちが夕食を食べに来ることくらいの援助はしたいというけれど、
手を差し伸べて、やっぱり無理でしたと途中で手を引くことほど残酷なことはないので、
ためらわれて躊躇している。
冷静に考えて、今後5年間、持ち上がりで同じ担任が続くことはなく、
かつ父親の置かれた厳しい状況、幼い妹がいて犠牲にならざるを得ない長女、
今現在の無力さがつづいても、数年後にそれが前向きな気持ちに変わり得るのか。
精神成長における適齢期というものはあるので、それを逃せば難しいだろう。
中学、高校と今後を見越せば、部外者的な見方で酷かもしれないが、
手を入れてくれる身近な近親者がいなのであれば、
養護施設に入って規則正しい生活習慣を身につけ、週末は父親に会う形の方が、
親にとっても子にとっても、限られた選択肢の中では最善の策であるように思う。
20代の頃、縁あって養護施設に出入りしていた私は、そう思う。
ただし部外者としての見方と別離を伴う肉親者としての見方は相反するからつらいけど。
保育園の妹2人がいる父子家庭3人姉妹。
母親との離婚理由等は不明、近くに頼れる祖父母はいない。
父親の仕事は不規則で、時間帯がまちまちらしい。
今現在、毎朝、担任の先生からのモーニングコールで起床し、
体育の授業に参加できるよう、学校で体操服と給食エプロンを洗っているそうだ。
うちの長男も朝7時過ぎには登校するので、その登校班に遅れず早起きすることが一番つらいらしい。
宿題が出来ずに叱られる日が続いて、学校に行きたくないとまでなり始めたところで方針を変え、
放課後学童保育に担任の先生が出向いて一緒に勉強をすることを毎日しているそうだ。
20代後半の女性担任に頭が下がる。
父親は周りに迷惑をかけたくないと言って、SOSを発することを避けている。
個人面談の時に、部外秘の個人情報をここまで漏らしても良いのかとは思うが、先生自身も対応の苦悩があるのだろう。
同じ地区で同級生という立場なので知ってしまったことではあるが、まだ保護者の噂になるレベルではないのが救いだ。
妻は、子どもたちが夕食を食べに来ることくらいの援助はしたいというけれど、
手を差し伸べて、やっぱり無理でしたと途中で手を引くことほど残酷なことはないので、
ためらわれて躊躇している。
冷静に考えて、今後5年間、持ち上がりで同じ担任が続くことはなく、
かつ父親の置かれた厳しい状況、幼い妹がいて犠牲にならざるを得ない長女、
今現在の無力さがつづいても、数年後にそれが前向きな気持ちに変わり得るのか。
精神成長における適齢期というものはあるので、それを逃せば難しいだろう。
中学、高校と今後を見越せば、部外者的な見方で酷かもしれないが、
手を入れてくれる身近な近親者がいなのであれば、
養護施設に入って規則正しい生活習慣を身につけ、週末は父親に会う形の方が、
親にとっても子にとっても、限られた選択肢の中では最善の策であるように思う。
20代の頃、縁あって養護施設に出入りしていた私は、そう思う。
ただし部外者としての見方と別離を伴う肉親者としての見方は相反するからつらいけど。