深夜、子どもの40℃の高熱。
2010年11月27日 公開

帰宅してスーツを脱いでいると、
ピンポンとチャイムが鳴り、階下の住人がいた。
あたふたと服を着て、町内会費を渡した。
直後、髪にタオルを巻いたまま浴室から出てきた妻に怒られる。
「扉を閉めて、ネコを見えないようにしていた?
鈴の音がしたから、わかったかもしれないよ。」
急な対応に手いっぱいで、
内緒で飼っているネコのことは、すっかり頭になかった私。
風呂上がりの子どもを抱きあげて、
すぐに船をこぎはじめた彼を床に寝かせた。
「いつもこんなだと楽なんだけどね。
今日は何かあったの?いっぱい遊んだとか、ずっと抱っこしていたとか。」
おとなしく、すぐに寝てしまった子どものことを夫婦で話していると、
パパと呼ぶ子どもの声がして、
さわってみると、やけどしたかのように体がとても熱い。
すでに時間は23時、
息づかいが荒く、脈がとても駆け足で40℃の高熱。
気づくのが遅れた。
急いで、熱さましの座薬を与え、脇の下にアイスノンを挟む。
深夜2時、39.5℃。
2度のおう吐とガタガタ震える様子に、熱性けいれんかと心配になり、
小児救急医療センターに電話する。
「何度か吐いても、水分を自力で飲めたら朝まで大丈夫、
飲めないようならすぐに病院へ。」
との助言で、お茶を飲ませて、朝まで様子を見る。
朝8時半、近所の小児科に連れて行き、
込み合う待合室にママと子どもをおいて、
私は電車でメンタルクリニックへ向かった。
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